いよいよ、東京進出です。
というような気張ったことでもなく、「名古屋で発行されていて、取材エリアは名古屋周辺とはいえ、テーマは普遍的。東京周辺の人にも読んでほしいなあ」という気持ちからですが。
5月の連休明け、4つくらい用事が重なったので、久々に上京してまいりました。
飛び込み営業+当日電話してうかがった書店は4店。うち2店で扱っていただけることになったので、まずまずの成果ではないでしょうか。
すでに棲のことを知っていますよ、と言ってくださったのは、
東京堂書店ふくろう店のHさん。
ブックマーク名古屋などにも参加してくださっているとのことで、ウェブなどで、名前が頭に入っていたのでしょうね。
Hさんは以前に地方・小出版流通センターに勤めていらしたとのことで、そのためでしょうか。ふくろう店には地方で出版された本がずらりと並ぶ棚があります。
かねがね、自分のまちのことなどをこつこつ調べて出版した本のなかには、相当おもしろいものがあると思っていたので、この棚を見ているだけで、興味はつきない。
棲の読者の方々も、神田に行かれる機会があったら、ぜひ足を運んでください。
もう一店は、先日名古屋店にも置いてもらえることとなった、
ジュンク堂書店の新宿店。
新宿3丁目の駅からアクセスできる、
新宿三越アルコットの6〜8Fにあります。
雑誌コーナーの一角には、全国のリトルプレスがずらり。
なかには、福岡の「LB中州通信」のように、バックナンバーもすべて取りそろえて、レジ近くに棚がつくられている、すでにリトルプレスとはいえないような、地域発信の雑誌もあります。
本の置き方もわかりやすく、落ち着いた雰囲気で、本好きな人がじっくり本を選べそう。
昨晩、たまたま見ていた「情熱大陸」で、爆笑問題の太田光をとりあげていましたが、読書家の太田が愛読書を選んでいた本屋が、(おそらく)この新宿店でした。
すでにお世話になっている名古屋周辺の書店さんも含め、それほど利益にもならないのに事務の手続きなど煩雑な直接取引で扱ってくださる、書店さんに、感謝。
これからも、どうぞよろしくお願いします!
そして、書店さんルートとは別に最近置かせていただけることになったのが、かわいい名刺をいただいた
「いろはに木工所」さん。
以前「工房塩津村」で修行していたころに、何度か「自由空間」に立ち寄ってくださった由。
木工家ウィークのイベントでお目にかかり、すっかり意気投合しました。
谷中にある、小さな町の木工所だとか。
今度東京にいったら、ぜひうかがいたいと思います。