棲 すみか 私の自由空間

私らしい暮らしの提案誌「棲 すみか」編集部のブログです
http://www.jiyukukan.net/
小さいからこそ、叶うこと
4月3日(土)にブックマークナゴヤの一企画として、
尼ケ坂サロンで開催したトークショー「小さいからこそ、叶うこと」。



三重県四日市の絵本店「メリーゴーランド」店主の増田喜昭さん、
三重県のローカル誌『NAGI』発行人の吉川和之さん、
そして、我ら『棲』発行人の兼松はるみが
それぞれの創業のエピソードや思い、雑誌や出版業界について、
地域で営むことの強みや魅力などを語り合いました。



■ メリーゴーランドの増田さんは、
名古屋の絵本専門店メルヘンハウスを訪れた運命の日の半年後には会社を辞め、
その半年後には地元四日市で 絵本屋を開店させた行動家。
まだ25.6歳の頃だというから、驚きだ。

増田さん 業界の慣例なん てお構い無しに、出版社へ直接現金で買いつけに行ったり、
 作家さんを招いてイベントをしたり、独自路線で、
 自分の気持ちに 正直に突き進んで34年。
 取材に来た人に、東京に出たらと何度も言われながら、
 「あの鈴鹿山脈の景色、持ってってくれんなら行っても いいよ」なんて

カッコいい言葉でサラリと流し、
生まれた土地で、やりたいことを続けてきた。

次第に、この店の絵本で育っ てきたという親が子連れでくれるまでになり、
60歳となった今では、「絵本屋は世界平和のためにやってる」と、
子どもの前で堂々と言える ようになったのだとか。

本を読むことで、人のことをちゃんと見る力や、思いやる気持ちが育つ。
そういうのが世界平和に役立つん だ、と。
大真面目に、力強く、おちゃめに言い切る増田さん。
小さなまちの本屋が発するメッセージはデカイ!

「僕は仕事人 として何百人の子どもの代わりに発言していこうとか、
 自分に課しているものがあって、
 それに反することはどんなに金積まれてもやらな い。嫌なもんはしない。
 結局、ワガママなんでしょうね(笑)」

なんちゅう、男前なワガママさか。
見習いたいです。


■NAGI の吉川さんも、控えめな話し方ながら、熱い人でした。

吉川さん 20世紀と21世紀 の境、バブル崩壊後の閉塞感が漂い、
 大量生産大量廃棄のツケも出始めていた2000年6月。
 38,9歳の頃で、自身の折り返し地点も意識して、
 そろそろ人生に波風を立ててみよう、とNAGIを創刊。

1年ぐらいは利益もないまま、
ま るで宗教家のように(笑)、スポンサーや取材先、カメラマンやライターに理念を語り、
賛同者を増やしながら、自ら作り自ら書店に配送する産地直送 方式で、
今年で10年目を迎えた。
まちの個性を残したいという思いで、食をテーマにするときも、
地魚のおいしい寿司屋を紹介しな がら、その根底には、
こういうものを出す店を選びましょう、という思想が貫ぬかれている。

各地のリトルプレスは広告のないものも 多いが、
後進者への愛を込め、
「協賛という形で広告を出す、旦那的なスポンサーを集めなさい」と説く。
「地に足をつけて、地域に 必要と思われることをしていると、
 応援してくれる人がついてくる。
 そういう人がついてくると本物だし、続いていく」

そ して、地域への愛を込め、
「メディアは媒体、仲立ちをするということ。
 例えばまちとクリエイターの間にメディアがあることで、
  クリエイターの地域での認知度を高めたり、まちのいいところを引き出せる。
 お互いが育て合うような役割があると思うんです」

な どなど、
今後の棲にとっては、大きなテーマや課題をいただいたように思います。



何だか、弱小 棲チームへの応援の言葉をもらう会だったような。
ありがたや、ありがたや。


はるみさん 人が集まるのか、楽しんでいただけるか、不安もありましたが、
 たくさんの方にご来場いただき、感謝感激です。

 当日、発行人 の兼松が「10年続ける宣言」をさせていただきましたが、
 ほかの編集部員も頑張っていきたいと思いますので、
 今後ともどうぞよろしく お願いいたします。(itosati)


店の前でみんなで
尼ケ坂サロンの前にて(撮影:松原 豊)
| jiyukukan | イベント | 23:17 | comments(0) | - | pookmark |
ドキュメンタリー映画「空想の森」上映会
 来る11月8日(日)、本山生協会館にて、
ドキュメンタリー映画「空想の森」上映会が開かれます!



棲創刊号では、農的な暮らしを特集しましたが、
映画「空想の森」は、まさに「農のある暮らし」を共通項とした
さまざまな立場、環境の人々の北海道新得での共有生活を追いかけたドキュメンタリーです。
http://soramori.net/
1日、2回限りの上映会です。
どちらの上映後も、田代陽子監督のあいさつ、質疑応答があります。
どうぞお見逃しなく〜。

●「空想の森」上映会
 2009年11月8日(日) 開演10:10〜/1:40〜
 前売り1000円/当日1200円
 本山生協会館4階ホール(名古屋市千種区稲舟通1−39)
 チケット販売:みのや北村酒店(052−722―0308)/空色曲玉(052−251−6949)/ソボクロ(052−752−8700)

| jiyukukan | イベント | 11:09 | comments(0) | - | pookmark |
研究会のお知らせ
棲倶楽部の会員になってくださった、名古屋市立大学芸術工学部の鈴木先生から、下記のご案内をいただきました。
---
「建築と子どもたち」研究会開催します

建築と子どもたちをつなぐ取り組みの実践者をお招きし、研究会を開きます。
日 時:2009年5月2日 15時〜17時30分
場 所:名古屋大学工学部4号館1階輪講室(地下鉄「名古屋大学」下車徒歩3分)
ゲスト:酒井敦子さん(名古屋市出身。「建築と子どもたち」の創立者、アン・テーラー博士に指事。建築デザイン教育普及活動を行っている)
    稲葉武司さん(中国生まれ、一級建築士。建築と子供たちネットワーク代表)
参加費:無料
主催・問合:名古屋大学小松研究室 小松尚
      電話 052-789-4655
      E-mail c42719a@nucc.cc.nagoya-u.ac.jp

| jiyukukan | イベント | 21:44 | comments(0) | - | pookmark |
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